RPGツクール/RGSS TIPS

旧サイト掲示板などで挙がった質問、要望に答えた内容、または講座ページにして、きちんとした解説をするのが面倒なものの、有用だとは思う事柄などを記載しておきます。

RPGツクール2000/2003

RPG_RT.exe コマンドライン引数

RPG_RT.exe [TestPlay] [ShowTitle/HideTitle] [FullScreen/Window]

TestPlay: テストプレイモードで実行
ShowTitle(デフォルト): タイトル表示
HideTitle: タイトル非表示
FullScreen(デフォルト): フルスクリーンモードで起動
Window: ウィンドウモードで起動

[2003]注釈のバグ(仕様?)

  • イベントコマンド「注釈」は1行目のみ文字が緑色になる。
  • これはイベントコマンドに「◆注釈:」が含まれる行の文字色を変える仕様らしい。
  • この仕様を利用すると、「注釈」や「文章の表示」に「◆注釈:」を入れて文字色を変えることができる。
    • ゲーム中に影響が出るので「文章の表示」で使う意味は無いと思うが…。
      2003comment.jpg

RPGツクールXP/VX/VX Ace

データベース項目上限を超える

  • アイテムやスキルなど、データベースの項目上限(999)を超える方法。
  • エディタから実行する場合は、プロジェクトを閉じて開き直す必要がある。
    • First Seed Material :: フォーラム
      # VXの場合は拡張子が *.rvdata, VX Aceの場合は *.rvdata2 になっているので注意
      
      $w = load_data("Data/Weapons.rxdata")
      $w.push RPG::Weapon.new
      save_data($w,"Data/Weapons.rxdata")

[XP]スキルウィンドウ細分化

  • Window_Skill クラスを拡張して、属性ID element_id を引数に指定した場合、
    スキルウィンドウには 属性ID element_id が含まれるスキルのみ表示されるようになります。
  • ダウンロード
    • # スキルウィンドウを作成(すべてのスキル)
      @skill_window = Window_Skill.new(@active_battler)
      
      # スキルウィンドウを作成(属性ID 17 を含むスキル)
      @skill_window = Window_Skill.new(@active_battler, 17)

[VX Ace]特徴リスト

[VX Ace]キャラクター生成の仕様

[VX Ace]アクターの説明変更(イベントコマンド)

#アクター1番目の説明変更
actor = $data_actors[1]
actor.description = "変更後の説明"

[VX Ace]アクターの特徴追加(イベントコマンド)

  • 特徴コード、ID、値の組み合わせを理解しておく必要があるので注意
    #アクター2番目に通常能力値:運を10倍する特徴を追加
    actor = $data_actors[2]
    feature = RPG::BaseItem::Feature.new(21,7,10)
    actor.features.push(feature)

RGSS

[XP]RGSS講座アーカイブ

  • 旧サイト(windmesser.tm.land.to)で公開していた、RPGツクールXP の RGSS向け講座 のHTMLアーカイブファイルです。

[XP]すり抜け無効

キャラクターがすり抜け可能な状態であっても、 通行不可能な地形を作成することが出来ます。
これにより、指定した地形タグID(ここでは1)に設定されたマップチップは
キャラクターのすり抜けを無効化します。

  • Game_Character::passable? 抜粋
    # すり抜け ON の場合
      if @through
      # 通行可
      return true
    end
  • Game_Character::passable? 改変
    # すり抜け ON の場合
      if @through
      # 通行可
      return true &color(blue){unless($game_map.terrain_tag(new_x, new_y) == 1)};
    end

[XP/VX/VXAce]コメントについて

RGSS(=Ruby)のコメントの記述方法についてです。
RGSS 及び Rubyでは、コメントの記述方法が2種類あります。
「#」を使う方法と、もう一つは「=begin」「=end」で囲む方法です。

前者は、「#」以降のその行の文字がコメントとして扱われます。
こちらは、RGSSのスクリプトエディタ内でも使われているので、知っていると思います。

後者は、「=begin」「=end」で囲まれた部分が全てコメントとして扱われます。
何行にも渡る処理を一時的に動かなくしたい時や、長文の解説を入れたい時に有効です。
ただし、注意点として「=begin」「=end」は行頭に置かなければいけません。
スペースやタブが入っているとエラーになりますので気を付けましょう。

  • コメント例
    # ここはコメントです。
    通常の行 # 「#」以降がコメント部分です。
    
    =begin
    ここの部分はすべてコメント扱いです。
    複数行まとめてコメントにしたい場合に便利です。
    =end
    
      =begin
      頭にスペースやタブがあるとダメです。エラーになってしまいます。
      必ず「=begin」「=end」は行頭に置いて下さい。
      =end

その他

Windows7 でMP3再生時にフリーズする

  • Windows7 PCでツクール作品プレイ時MP3再生時にフリーズする現象が発生した。
    • RPGツクール2000/2003/VX Ace で現象確認
    • もちろんWindows Media Playerなどでは普通に再生できる
    • タイトル画面でMP3再生が入っているツクール作品なんかは起動時フリーズになるので、原因がMP3再生にあると最初解らなかった
    • ちなみにエディタでの音楽プレビューでも現象確認
  • 解決策
    • その1: MP3ファイルを別ファイル形式(Waveなど)に差し替え
      • これはMP3再生が原因ならMP3を使わなきゃいいじゃないという方法
    • その2: コーデックパックをインストール
      • LAV Filters (インストール後の設定などは特に必要なし)
      • Win7codecs (インストール後の設定などは特に必要なし。ダウンロードリンクがわかりづらい)