Raspberry PI 2 に Windows 10 IoT Core をインストールしてみる その2

Windows 10 にアップデートできるようになり、Windows 10 IoT Core や Visual Studio 2015 も正式リリースされました。
これでようやく Raspberry PI 2 を扱えるというものです。

Windows IoT - Get Started (英語) を参考に環境を準備していくことになります。

  • 選択するデバイスはもちろん「Raspberry PI 2」
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  • PC側にいくつか前提条件があります。
    • Windows 10
    • Visual Studio 2015 Community 以上をインストールします。
      • ユニバーサルアプリ開発ができるようオプション選択しておく必要あり
      • Visual Studio 14.0.23107.0 D14REL 以上, ユニバーサルWindows アプリ用の Visual Studio ツール 14.0.23121.00 D14OOB 以上
        (ヘルプ>Microsoft Visual Studio のバージョン情報から確認)
        vs_ver.JPG
  • Windows IoT Core Project Templates を「ツール>拡張機能と更新プログラム」からダウンロードします。
    gallery.jpg
  • 「設定>更新とセキュリティ>開発者向け」で開発者モードに変更する必要があります。
    変更するときになにやらこわい事を言われてしまいますが。
    devmode.jpg
  • Raspberry PI 2 にインストールするイメージファイルをダウンロード
    iso ファイルになっています。ダブルクリックすると仮想ディスクドライブとしてマウントできます。
    • その中の Windows_10_IoT_Core_RPi2.msi をインストールします。
      実際にインストールするイメージは C:\Program Files (x86)\Microsoft IoT\FFU\RaspberryPi2\flash.ffu となるようです。
    • 忘れずに仮想ディスクドライブを「取り出し」でマウント解除しておきます。
    • インストールして追加されたプログラム WindowsIoTImageHelper.exe を起動して、SDカードにイメージを書き込むことができます。
      (SDカードを挿入して イメージファイルの場所を指定。あとは Flash ボタンを押すだけです)
      imagehelper.jpg
  • Raspberry PI 2 にSDカードを挿入し電源ケーブルをつないで起動させます。
    基本、Raspberry PI 2 自体を直接操作するのではなく、PCから遠隔操作になるようです。
    IPアドレスなどの情報が表示されるので、PowerShell を使ったり、 SSHクライアント で接続したりします。